Smart Report Meister 開発者インタビュー

Salesforce向けシンプル帳票作成ツール「Smart Report Meister(スマートレポートマイスター)」。操作感から価格体系に至るまで「シンプル」であることに拘るこの製品がどのように開発に至ったのか、また、当時の苦労や今後の展開について製品開発マネージャーにインタビューを行いました。

ーまず、Smart Report Meisterとはどのような製品ですか

ノンプログラミングでかんたんに帳票が作成できます。Excelと同じようなデザイナを使って直観的に作成することができるようになっています。
枚数課金なし・ユーザー課金なし、月額固定の定額でご利用いただける点もポイントです。
エンドユーザーの方で、現在Excelで実現している帳票と同じような帳票をSalesforceでも使いたいと思っている場合は、うってつけだと思います。Salesforceの帳票開発で苦労した経験のある方や、これから帳票を開発される方も、実業務に合うようであれば是非活用して欲しいと思います。
すぐにお試していただける無料トライアルや簡単なテンプレートもご用意しています。

ーなぜこのような製品をつくろうと思ったのですか

Salesforce導入の案件で、お客様が業務で使用していた紙媒体の各種データをSalesforceで一元管理したいというご要望がありました。
「Salesforceでデータを一元管理できるようになれば紙資料の保管スペースが削減でき、データを探す時間も短縮できるので非常に便利」
でも、せっかく入力したデータが思った通りに出力できないのは不便。Excelのような感じで帳票をレイアウトし、Salesforceから出力できるようにしたい
その時のお客様の言葉が、開発に着手するきっかけでした。

後日、そういったお客様の要望に応えられる方法はないだろうかと思い、社内でプロトタイプの開発に着手しました。
そうして上がってきたものが、Smart Report Meisterの原型でした。
Excelと同じようなセル型のデザイナーで直感的に使いやすく、お客様自身で自由に帳票を作成、編集することができるため、
ご要望に応えられる製品になるという手応えを強く感じました。

ー製品開発にあたり、一番拘ったところはどこですか

汎用性ですね。

いろいろな業種・業務に適用できるよう、帳票に出力できるデータを特定のオブジェクトに固定するのではなく、標準オブジェクトやカスタムオブジェクトから自由に選べるようにしました。
現在は、情報通信から製造、小売、金融など12業種以上のお客様にご利用頂いています。企業規模や利用者数も様々です。
Salesforce自体が汎用性のあるサービスであり、それに合わせた作りにしたことが、幅広くご利用いただく結果に繋がっているのだろうと思います。

ー他にも多数の帳票サービスがありますが、他社との違いを教えてください。

簡単!

これに尽きると思います。まず、作るのが簡単。ExcelライクなUIなので、Excelを使ったことがある方であれば誰でも簡単に作成できます。帳票レイアウトを作成するデザイナーに関して言えば、シンプルなインタフェースのため、直観的に操作することができます。
ツールに出ているアイコン群もわかりやすいので、初めての方でもすぐに帳票を作成することができます。セルの結合や罫線の設定などExcelと同じようなレイアウト設定ができます。
出力に関しても、自動生成されたコードでボタンを配置して押すだけです。早ければ15~30分ぐらいでSalesforceのデータが入った帳票を作成して出力することができます。
帳票を作成して出力するまでの一連の作業がこんなに簡単にできるサービスは他にはないと思います。

ー組織単位で月額12,000円ということですが、なぜこの価格体系にしたのですか?

月々の価格を固定化したい、手軽に導入したいというお客様のご要望が多くありました。
ユーザー課金なし、枚数課金なし、組織単位で月額固定にすることによって、月々の変動のない、わかりやすい価格体系にしました。

あるお客様の利用例をお話すると、Salesforceのデータを共有するために定期的に別のファイルに転記していたお客様が、Smart Report Meisterを導入したことによって、転記する手間が省け、人件費を月あたり100分の1(100万円以上)に削減することができました。そのお客様はユーザー数が数百人単位で出力枚数も多かったのですが、ユーザー数や枚数課金のないSmart Report Meisterはそういったお客様には特に費用対効果が高いと言えます。

ー今後の展開についてお聞かせください。

活用していただいてるケースを踏まえて、すぐに使える活用例やテンプレートなどを加えていきます。
また、Smart Report Meisterとは別の仕組みになるかもしれませんが、かんたんにデータの入力ができる画面をLightningを利用して作りたいと考えています。
帳票の出力が簡単にできるSmart Report Meisterと合わせて、データを入力しやすいインターフェースをご提供できることを目指していきます。

ー最後に、Smart Report Meisterを検討しているお客様に一言お願いします。

Salesforceで帳票を出したかったら、まずSmart Report Meisterを!

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