「資産化したロードマップを引き継いでいくのが今後の目標です。」
美容医療等に関する様々な製品・サービスを提供しているアラガン・ジャパン様。
マーケティング部門では数多くのプロジェクトを様々な関係者と進めていく必要があり、そのロードマップ管理にSMAGANNを導入されました。
SMAGANN導入のきっかけとメリットについて、フェイシャル・エステティック事業本部 牛尾谷 渉氏、同 緑川 留美氏にお話を伺いました。
ーSMAGANNの導入を検討されたきっかけ
左:牛尾谷 渉氏 右:緑川 留美氏
弊社、マーケティング部門の業務内容は、一般的な製薬会社で行うマーケティング業務の他に、弊社製品の価格戦略、製品を使用する医師へのトレーニングプログラム策定と運営など多岐にわたっています。
そのため、限られた人数で業務に対応していくためには、1人1人のマンパワーを有効活用していく必要があると考えておりました。
事業拡大により業務量全体も増加していく中、全体の業務量と各々が抱えている業務量の見える化ができておらず、担当者への仕事の割り振りが難しいという課題がありました。
また、部内では社員のQOLを高めていくために、業務の効率化を図る必要性も感じていました。
(牛尾谷氏)
過去のプロジェクトのExcelなどの資料は残っていますが、「いつだれが何をしたのか」という情報との紐付きができておらず過去資産がうまく活かせていないのも課題でした。
社内でのスキル共有や継承は重要なポイントになっています。
そんな中、各プロジェクトのタスクを管理することができるガントチャートを探していたところ、SMAGANNを見つけました。
簡単で使いやすいものを探していたのでイメージにピッタリでした。
(緑川氏)
ー見える化で作業範囲が明確になり、対応の遅れも未然に防止
現在SMAGANNで扱っているプロジェクトには様々な部門のメンバーが参加しており、部門間連携を行う際に各メンバーの活動状況が見える化できるようになったのは大きな成果です。
各タスクの担当者を明確にすることで作業の責任範囲もはっきりするようになります。
今までは担当者の責任の所在が明確になっておらず、対応が遅れることもありましたが、SMAGANNの導入により、対応の遅れを未然に防ぐことができるようになりました。
また自分の目の前の仕事だけでなく、その前後の工程や周りの仕事との連動が見えるようになったので、プロジェクトを全体的に俯瞰して見ることが可能になりました。
(牛尾谷氏)
ー会議の参加者が事前にスケジュールを更新する事で、会議の準備時間を大幅に削減
スケジュールの更新もPowerPointで作成していた為、更新作業が1人に集中し、3、4時間は掛かっていました。
今は会議前に各々でスケジュールを更新するようにしているので、更新作業に掛かる時間を大幅に削減する事ができました。
リーダーがSMAGANNを使いこなすことでメンバーへお手本となるので、定着していくためにも重要なポイントだと考えています。
(緑川氏)
ー一度作ったロードマップを資産化し、引き継ぎ資料に
現在はスケジュールの構築・管理の運用を始めたところですが、イベントやキャンペーンといったプロジェクトは作業内容が大体同じものがあります。
今までもエクセルやパワーポイントの資料は社内サーバにありましたが、SMAGANNで過去のスケジュールが確認できればそこで蓄積した情報が資産化できます。
メンバーが交代した際の引き継ぎ資料としても活用できるので、情報を一元管理して有効に活用していくのが今後の目標です。
(牛尾谷氏、緑川氏)
会社概要
会社名 | アラガン・ジャパン株式会社 |
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設立 | 2010年1月 |
事業内容 | 医薬品、医療機器及び化粧品の輸出入・販売 |
WEBサイト | https://www.allergan.jp/ja-jp/home |
取材日 : 2018年6月