3‐1.差し込み設定

3‐1.差し込み設定

標準の数式項目を使用せず、レコードの項目値に任意の文字列を付加して出力できます。

差し込み設定とは?

Salesforceに登録しているデータの値の前後に任意の文字列を付加できます。
標準項目の作成権限がなく数式項目が作成できないユーザの場合などでも、スマレポ上で同様の数式を作成することができます。

作成内容

取引先名の後ろにある程度の間隔をあけてセルに「御中」を固定文字として記入していましたが、取引先名が長い場合に「御中」の表記と取引先名が重なってしまいました。
そこで取引先名に「御中」を付加した差し込み設定を作成し、取引先名が長くても重ならないようにします。

差し込み設定の作成

1.帳票の詳細画面を開きます。

2.オブジェクト一覧の右側「差し込み/数式設定」リンクを選択します。

3.「差し込み設定」欄の [新規作成] ボタンを押します。

4.項目に値を設定し [保存] ボタンを押します。

項目 説明
ラベル(必須) 差し込み設定の名前です。ここに設定した名前でレイアウト編集画面に表示されます。
前テキスト 差し込み項目の前に表示したいテキストを入れます。
前に空白を入れます 差し込み項目の前(前テキストの後)に全角の空白を入れます。
差し込み項目(必須) 差し込むデータ項目を選択します。
後に空白を入れる 差し込み項目の後(後テキストの前)に全角の空白をいれます。
後テキスト 差し込み項目の後に表示したいテキストを入れます。

5.差し込み項目を帳票に配置します。

作成結果

作成前は重なっていた取引先名と「御中」が重ならずに表示されるようになりました。
※ 作成前の固定で設定していた「御中」の文字は消しています。

【作成前】
【作成後】
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