セル内の文字を改行または折り返して表示する方法

帳票を作成していて、入力した文字列や配置したデータの文字数が多くてセル内に収まらない場合に、改行したり折り返してセル内に収めたい場合があるかと思います。今回は、スマレポでセル内の文字列をセル幅で折り返して出力する方法をご紹介します。

未設定の場合どのように表示されるか

以下のような長い文字列が入力されたデータ項目があるとします。

Smart Report Meisterはセールスフォース上で帳票の作成および出力が簡単にできるアプリケーションです。ブラウザで動作するデザイナーで出力したい文字や書式の設定、データ項目を配置することにより、 セールスフォースから出力したいデータを帳票に出力できるようになります。VisualforceやApexなどの専門知識は不要です。

このデータ項目をデザイナー上で配置してそのまま出力します。※わかりやすいようにセルを罫線で囲んでいます

blog-3-01

セル幅を超えて、右側に一行で伸びていきます。印刷範囲を超えた文字列は表示されません。

blog-3-02

セル幅で折り返して表示する

セル幅で折り返して表示するには、文字列を折り返したいセルを選択し、折り返しボタンをクリックして保存します。

blog-3-03

セル幅で文字列が折り返されて出力されました。

blog-3-04

半角英数字の場合は単語の途中では折り返されません

出力する文字列が半角英数字の場合、折り返し設定をしていても単語の途中では折り返さない仕様となっています。

blog-3-05

連続する英数字は単語と推定され、単語の途中で切り離すことにより、異なる意味になることを避けるためです。半角英数字を折り返したい場合は、折り返したい位置に半角スペースを入れることにより、半角スペースの位置で文字列が折り返されるようになります。

例)「SmartReportMeister」→「Smart Report Meister」

blog-3-06

文字数が多い場合はレイアウト崩れに注意

セルの高さに対して出力する文字数が多いと、高さが足りずに自動でセルの高さを広げてしまい、それより下のレイアウトがずれてしまいます。レイアウトが崩れる原因となりますので、あらかじめ対象のセルに十分な高さを設定するようにしてください。

スマレポ, ブログカテゴリーの記事