ユーザごとの工数集計を実施

ユーザごとの工数集計を実施

Lightning Experienceのみ、ユーザを選択して指定した期間や条件に応じた工数集計を実施し集計結果を画面で確認できます。
また、集計結果はExcelで開くことのできるファイルに出力することができます。
 
1. [SMAGANN工数集計] の権限セットを工数集計を実施するユーザに割り当てます。
※ 権限セットの設定方法については こちら を参照してください。
 
2. [アプリケーションランチャー] > [すべての項目] から [AssignMetrics] を選択します。

 
3. [AssignMetrics] タブが開きます。
※ SMAGANNアプリケーションのデフォルトのナビゲーション項目に [AssignMetrics] は選択されていないため、必要に応じて追加してください。

項目 説明
工数集計 工数集計を行うにあたり集計期間や集計条件等を設定する画面を開きます。
検索 表示中のユーザを名前で絞り込むことができます。大文字小文字の区別はありません。
全表示 チェックが入っているかにかかわらず全てのユーザを表示します。
選択済み チェックが入っているユーザのみ表示します。

 
4. 任意のユーザにチェックを入れて [工数集計] ボタンを押下します。

 
5. 集計単位や出力期間、集計条件を設定して [実行] ボタンを押下します。

【出力単位】

項目 説明
出力開始日の週の月曜日(月曜日が前月の場合は月初)から出力終了日の週の日曜日(日曜日が次月の場合は月末)までの期間で週単位に出力されます。
出力開始日の月初から出力終了日の月末までの期間で月単位に出力されます。

【集計条件】

項目 チェック 説明
今日以降の日数で算出する あり 開始日(from)が今日より前のタスクは、休日・祝日を除き今日から終了日(to)までの日数で日割の計算を行い、出力単位ごとにまとめて集計します。
終了日(to)が過ぎているタスクの工数のみ、今日の分に積み上げて計算します。
なし すべてのタスクは、休日・祝日を除き開始日(from)から終了日(to)までの日数で日割の計算を行い、出力単位ごとにまとめて集計します。
進捗率を考慮する あり 進捗した分を工数から除外して残工数を算出して集計します。
例:
工数1、進捗率50%のタスクの場合、残工数は0.5
なし 進捗した分に関係なく登録されている工数で集計します。
例:
工数1、進捗率50%のタスクの場合、残工数は1
保留を除外する あり 状況が「保」となっているタスクを集計の対象から除外します。
なし 状況が「保」となっているタスクを集計の対象とします。

 
6. 実行中の画面に切り替わります。

 
7. 集計が完了すると集計結果の画面が別タブで開きます。

集計結果の確認

工数集計画面で選択したユーザの工数集計結果が表示されます。
[Excel出力] ボタンから工数集計結果をExcelで開くことのできるファイルへ出力することができます。

集計結果ファイル

SMAGANNの用語一覧

SMAGANNの用語一覧

用語 説明
マスタ ガントチャートを作成するのに必要です。
1つのマスタに対して作成できるガントチャートは1つのみです。
ガントチャート画面では一行目に表示されます。
参照元レコード SMAGANNのマスタ作成画面にて必ず設定が必要です。
SMAGANNでタスク管理の対象としたいレコード(商談やプロジェクトなど)を選択してください。
サブジェクト マスタ直下の階層にあるものをサブジェクトと呼びます。サブジェクトは名前の前に <フォルダのアイコン> が表示されます。
タスク サブジェクトより下の階層にあるものをタスクと呼びます。タスクは複数の階層を作成することができ、下の階層がない末端タスクのみ名前の前に <ファイルのアイコン> が表示されます。

担当者の追加・解除

担当者の追加・解除

1. [マスタ] タブを開きます。

 
2. 任意のマスタの [▼] ボタンをクリックします。

 
3. [編集] ボタンをクリックします。

 
4. [ユーザ管理] をクリックします。

 
5. タスクの担当者として選択できるようにしたいユーザにチェックを入れ、それ以外のユーザのチェックは外して [保存] ボタンをクリックします。
 ※タスクの担当者となっているユーザはチェックを外すことができません。

変更履歴の確認

変更履歴の確認

ガントチャート画面からGANNサブジェクトとGANNタスクからそれぞれ10,000件までの項目変更履歴を対象に更新日時と更新者でグループ化して最新の5グループ分が確認できます。
 
1. ガントチャートを開きます。
 
2. 右上にある時計アイコンをクリックします。

 
3. 変更履歴が表示されます。

 
変更履歴では、下記の項目の変更内容を表示します。
・ 担当
・ タスク名[レコード名]
・ from
・ to
・ 工数(人日)
・ 状況
・ 進捗
・ 備考
※ユーザのユーザ名を変更した場合、担当は現在のユーザ名で表示されます。担当を変更した時点のユーザ名では表示されません。

ガントチャートの表示列の変更

ガントチャートの表示列の変更

ガントチャート画面に表示する項目の列をSMAGANNの設定画面もしくはマスタの編集画面からカスタマイズすることができます。
表示する列にはSMAGANNにあらかじめ用意されている項目だけではなくユーザが追加した項目の一部も指定できます。

注意事項

・ GANNサブジェクトとGANNタスクとで項目のデフォルト値が異なる場合、GANNタスクの定義が優先されます。
・ 選択リスト値の表示ラベルは重複しないようにしてください。
・ ユーザが独自に追加した項目をガントチャートの表示列として設定できるのは5つまでです。
・ 表示列に指定した数が多いとガントチャートの動作が遅くなったり表示できなくなる場合があります。その場合は表示列に指定する数を減らしてください。
 

表示列に設定できる項目

ユーザが独自に追加した項目は以下の条件をすべて満たしている場合のみガントチャートの表示列として設定できます。

・ GANNサブジェクトとGANNタスクの両方で同一の定義(データ型やAPI参照名等)となっていること
・ データ型が「テキスト・数値・日付・チェックボックス・選択リスト」のいずれかであること
・ 対象の項目に参照権があること
 

表示列のカスタマイズ方法

表示列のカスタマイズは以下の2つの方法があります。

デフォルトの表示列をカスタマイズする

新規マスタ作成時やマイリストのガントチャート画面表示時はデフォルトの表示列の設定が反映されます。
すべてのマスタ共通で表示したい項目についてはここで設定してください。
 

マスタの表示列をカスタマイズする

対象となるマスタのみに表示列の設定は反映され、対象外のマスタには反映されません。
対象となるマスタのみに表示したい項目がある場合や、デフォルトで設定されている項目を非表示にしたい場合はここで設定してください。
 
 


デフォルトの表示列をカスタマイズする

SMAGANNの設定画面からデフォルトの表示列をカスタマイズすることができます。
ここで設定した表示列は新規マスタ作成時とマイリストのガントチャートに反映されます。
 
1. [SMAGANN]タブを開き、右上にあるスパナのアイコンをクリックします。

 
2. 左のメニューから [表示列] を選択します。

 
3. デフォルトで表示する項目を選択して順番と列幅の設定が完了したら [保存] ボタンをクリックします。
※この値を変更しても作成済みのマスタの表示列には影響しません。

項目 説明
順番 ガントチャートに表示する列の順番です。1の行番号以外は行をドラッグして好きな位置に順番を変更できます。
列名 ガントチャートに表示する列の項目を設定できます。行番号、担当、タスクは固定で変更できません。
SMAGANNの項目とユーザが追加した項目の一部が選択肢に表示されます。
列幅(PX) ガントチャートに表示する列の幅を指定できます。行番号と担当の列幅は固定で変更できません。
最低値は5です。
削除 行の右端にある×ボタンをクリックするとその行を削除できます。行番号、担当、タスクは固定で削除できません。
表示列を追加 [+ 表示列を追加]ボタンをクリックすると行を表示列を一つ追加できます。表示列は15まで設定可能です。

 
 


マスタの表示列をカスタマイズする

マスタの編集画面からマスタ独自の表示列をカスタマイズすることができます。
ここで設定した表示列は対象マスタのガントチャートにのみ反映されます。
 
1. [マスタ] タブを開きます。
 
2. 表示列をカスタマイズしたいマスタの [▼] ボタンをクリックします。

 
3. [編集] ボタンをクリックしてマスタの編集ダイアログを開きます。

 
4. 左のメニューから [表示列] を選択します。

 
5. ガントチャートに表示したい項目を選択して順番と列幅の設定が完了したら [保存] ボタンをクリックします。

項目 説明
順番 ガントチャートに表示する列の順番です。1の行番号以外は行をドラッグして好きな位置に順番を変更できます。
列名 ガントチャートに表示する列の項目を設定できます。行番号、担当、タスクは固定で変更できません。
SMAGANNの項目とユーザが追加した項目の一部が選択肢に表示されます。
列幅(PX) ガントチャートに表示する列の幅を指定できます。行番号と担当の列幅は固定で変更できません。
最低値は5です。
削除 行の右端にある×ボタンをクリックするとその行を削除できます。行番号、担当、タスクは固定で削除できません。
表示列を追加 [+ 表示列を追加]ボタンをクリックすると行を表示列を一つ追加できます。表示列は15まで設定可能です。

タスクの実績時間を登録

タスクの実績時間を登録

実績登録画面から自分の実績の登録と確認が行えます。
登録した実績はガントチャート画面の実績(人日)列に時間を人日に変換した値で表示されます。
 
1. 実績ボタンをクリックします。

 
2. 自分の前月・今月の実績が表示されます。

以下の条件にあてはまるタスクとその親タスクが、マスタ名の昇順で表示されます。

自分が参照を許可されているマスタのうち
(1) リリース状況が「リリース済み」かつ、自分が担当者となっている末端タスク
(2) リリース状況が「リリース済み」または「クローズ」かつ、前月または今月の自分の実績が1件でも登録されているタスク

※ 表示オプションを設定している場合は、設定内容に応じて表示が絞り込まれます

 

実績画面について

番号 項目 説明
1 表示ユーザの切り替えボタン 実績を表示するユーザを切り替えられます。
一覧に表示されてるのは、SMAGANNユーザの権限セットが割り当てられていてかつ有効なユーザです。
2 階層の開閉ボタン +は閉じているすべての階層を開くことができます。
-は開いているすべての階層を閉じることができます。
3 編集開始ボタン クリックするとタスクと実績が編集できるようになります。
また、表示されているマスタにロックがかかりガントチャート画面からは編集できなくなります。
4 保存ボタン クリックするとタスクと実績が保存されます
5 キャンセルボタン クリックするとタスク・実績ともに参照のみとなります。
また、マスタのロックが解除されガントチャート画面から編集できるようになります。
6 実績工数(時間)合計 前月と今月の実績工数(時間)の合計値を月ごとに表示します。
7 タスク マスタごとに条件に合致したタスク階層が表示されます。
末端タスクの状況・進捗・備考のみ編集が可能です。
8 実績 末端タスクのみ小数点第2位までで0より大きく24以下の範囲で実績値を登録することができます。
登録できる期間は前月と今月の2か月間です。
9 1日の実績工数 日ごとの実績工数(時間)の合計値を実績が登録されている日のみ表示します。
10 設定 表示オプションを設定できます。

設定について

表示オプションを設定でき、設定した内容は各ユーザ毎に保存されます。
SMG_

タスク部について

項目 編集 説明
担当 × 担当者のアイコンを表示します。
タスク × タスク名を表示します。
状況 タスクの状況を表示します。
進捗 タスクの進捗を表示します。
工数(人日) × タスクの工数(人日)を表示します。
実績(人日) × タスクに登録された全ユーザの実績時間の合計値をカスタムメタデータ型のSMAGANN_コンフィグにある「1人日あたりの時間」で割った値を表示します。
× 工数(人日)から実績(人日)を引いた値を表示します。
備考 タスクの備考を表示します。

※ 自分以外の実績を表示している場合はタスクの編集はできません
※ 参照許可のみのマスタの場合は、いずれの項目も編集できません

実績部について

前月と今月の2か月間で末端タスクに対して自分の実績を登録できます。登録する単位は時間です。

サイドバー

サイドバー

タスクに関連するChatterやToDoを確認することができます。
Chatterについてはサイドバーから投稿やコメント等が可能です。
 
1. ガントチャートを開きます。
 
2. タスク列にオンマウスするとボタンが表示されます。表示されたボタンをクリックして「関連」を選択します。

 
3. サイドバーが表示され、選択したタスクに関連するChatterやToDoが表示されます。

項目 説明
タスク名 タスク名がリンクで表示されます。クリックすると別タブでタスクの詳細画面が開きます。
Chatterタブ クリックするとChatterが表示されます。初期表示時にはこのタブを選択している状態となります。
ToDoタブ クリックするとToDoが表示されます。

Chatter

選択中のタスクのChatter画面が開きます。この画面から投稿やコメント等が可能です。
ただし、以下は使用できません。
・ ファイルのプレビュー
・ ファイルの共有設定
 
※ 投稿以外のアクションはサポートしていません。
 投稿以外のアクションについてはレコード詳細画面で実行してください。

ToDo

タスクに関連するToDoを未完了のToDoと完了したToDoに分けて一覧で確認することができます。
未完了のToDoと完了したToDo共に初期表示は10件ずつとなっており、11件以上存在する場合は [ToDoをさらに表示] ボタンをクリックすることで表示件数を増やすことができます。
※ [ToDoをさらに表示] ボタンはToDoが11件以上ある場合のみ表示されます。

項目 説明
更新ボタン ボタンをクリックするとToDoの一覧が更新されます。
件名 ToDoの件名がリンクで表示されます。クリックすると別タブでToDoの詳細画面が開きます。
任命先 ToDoの任命先が表示されます。
コメント ToDoのコメントが表示されます。
期日 ToDoの期日が表示されます。未完了のタスクのみ期日が過ぎている日付が赤字で表示されます。

進捗や状況の更新

進捗や状況の更新

進捗の設定

進捗をクリックすると進捗バーが表示されます。数値入力もしくは進捗バーで0~100までの任意の数値を設定してください。
進捗を設定すると状況も自動的に更新されます。進捗と状況の連動について詳しくは こちら をご覧ください。

状況の設定

状況をクリックすると選択肢が表示されます。「未・対・完・保」のいずれかから選択してください。
状況(ステータス リスト値)をカスタマイズしたい場合は こちら をご覧ください。

 
状況を「保」にすると、タスクの背景色が紫色になります。

 
状況を「完」にすると、タスクの背景色が灰色になり、進捗が「100」になります。
子タスクがすべて「完」になると親タスクの状況も「完」になります。

フィルター

フィルター

状況や担当者でタスクを絞り込むことができます。
 
1. フィルターボタンをクリックします。

 
2. フィルター設定ダイアログが表示されます。

 
3. 絞り込みたい条件を設定し、[適用] ボタンをクリックします。

 
4. タスクに絞り込みが適用されます。

・ フィルターを適用した状態で保存すると、次回表示時にフィルターが適用された状態で表示されます。
・ 絞り込んだタスクの工数の合計がフィルターボタンの横に青い吹き出しで表示されます。
・ 一番上のタスク(マスタ)はフィルターの状態にかかわらず、必ず表示されます。

今日のタスクタブについて

今日のタスクタブについて

[今日のタスク] タブは、今日の自分のタスク一覧と今日のみんなのタスク一覧を切り替えることができます。
 
【今日の自分のタスク】

 
【今日のみんなのタスク】

 
今日のタスクには、以下の条件に当てはまるサブジェクトおよびタスクが表示されます。
・ 紐づくマスタのリリース状況が「リリース済み」であること
・ 紐づくマスタの参照が許可されていること
・ 開始日が今日以前であること
・ 状況が「完」または「保」以外であること
・ 下の階層を持たないこと
 
タスクにはそれぞれ下記の項目が表示されています。

項目 説明
状況 期限までの余裕度をタスクの期間と進捗から算出して表示します。
赤 : 既に終了日を過ぎていますが、タスクが完了していません
黄 : 進捗が遅れています
緑 : 順調です
担当 担当者のアイコンが表示されます。
アイコンの設定方法はChatterプロファイルの設定を参照してください。
タスク名 タスクの名称です。1行目に親のタスク名が表示されます。
サブジェクトの場合は親のタスク名は表示されません。
マスタ名 タスクが属するマスタの名称です。
期限 タスクの終了日です。
進捗 タスクの進捗率です。
操作ボタン 操作ボタンをクリックすると操作メニューが表示されます。
[ガント表示] ボタンからガントチャートを開くことができます。

今日のタスクの並び替え

今日のタスクは、「状況」「担当」「タスク名」「マスタ名」「期限」「進捗」のヘッダーをクリックすることで並び替えが行えます。

並び順の優先度と昇順の場合のルールは以下の通りです。初期表示は以下の並び順となっています。

優先度 項目 昇順のルール
1 状況 赤アイコン、黄色アイコン、緑アイコンの順
2 期限 日付の古い順
3 進捗 未入力、進捗率の低い順
4 マスタ名 マスタ名の文字コードの昇順
5 担当 担当者名の文字コードの昇順、担当なしの順
6 タスク名 タスク名の文字コードの昇順

 
項目を選択して並び順を変更する場合、選択した項目の優先度を一番上として残りの項目は優先度順に一律昇順で並び替えが行われます。
 
例 : 「期限」の降順を使用した場合

優先度 項目 昇順のルール
1 期限 日付の新しい順
2 状況 赤アイコン、黄色アイコン、緑アイコン
3 進捗 未入力、進捗率の低い順
4 マスタ名 マスタ名の文字コードの昇順
5 担当 担当者名の文字コードの昇順、担当なしの順
6 タスク名 タスク名の文字コードの昇順